こんにちは。オンライン英語・英会話コーチ工藤 裕です。今日の英語表現、行ってみましょう!
人の興味は多種多様。ほとんどの人が通り過ぎるような事柄でも、ある人にとっては気になって気になってしょうがない。そういうの、ありますか?何のきっかけか、こんな本を見つけました↓
「だんめん図鑑」というタイトルにも惹かれますが、「製作・監修/断面マン(日本切断研究所)」というところにも惹かれます。
あれを切ったらどんな形?これを切ったらどんな模様が見える?こういうことに興味を持つのは楽しそうですね。「それに何の意味があるの?」とオトナは言いがちですが、観察や知るということは人生を豊かにしてくれるものであります。
「断面」を英語では?
さて、英語ブログとしては「そういえば、『断面』って英語で何て言うんだろう?」という視点で行こうと思います。基本的には
(1) cross section
と言います。フォーマルな言葉で、数学などの場面で使われます。日常的にcross sectionと聞く頻度は高くはないでしょう。
(2) How do you calculate the cross section area of cylinder?
(円柱の断面の面積はどうやって算出するのですか?)
アメリカにはFFAという組織があります。Future Farmers of Americaの頭文字を取ったものですが、中学生・高校生から参加できる農業教育組織です。この団体のエンブレムがこちらです↓
これを見てから次の例文をどうぞ。
(3) The cross section of corn is used as the foundation of the national FFA emblem.
(トウモコロシの断面がFFAエンブレムの基本部分(図柄の一番大きな部分)に使われている。)
食べ物なら「断面」よりは「切り口」
cross sectionはフォーマルなフレーズだと上で述べましたが、では日常ではどうでしょう。リンゴを切った、玉ねぎを切った、そういう場合の断面を日本語では「切り口」と呼ぶことがありますが、意外にも英語では特に決まった言い方はないようです。その場で適当な表現を言っていく感じなのですね。例えば、
(4) face
切ることによって表側に出てきた面を顔になぞらえています。
(5) flat part
こちらは「平らな部分」というわかりやすい表現。
(6) cut section
これはcross sectionに似ていますが「切った部分」ということになります。
「だんめん図鑑」のおかげで、また少し語彙が増えた私です。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!