私がスマホに入れているニュースアプリを見ると、ある芸能人の飲食店出店計画の見出しが毎日のように出ています。私は5, 6歳の頃、ラーメン屋さんになりたい、お寿司屋さんになりたいとよく言っていました。それが頭に残っていて、その行動を羨ましく思っています。
飲食の経営と言うと、私のような素人でも耳にする用語のひとつに「回転率」があります。これを英語でどう言うのか、またその関連語彙にはどういうものがあるのかを見ていきたいと思います。
■回転率
「回転率」を英語ではtable turnoverと言います。回転率は「来店客数÷座席数」で求められます。例えば、客席数が20で、来客数が100人なら100÷20=5、対象時間帯の回転率は5となります。その時間帯(ランチ、ディナー、あるいは開店から閉店まで)にお客が5回入れ替わったということです。
(1) table turn over (回転率)
(2) You want your table turnover to be as high as possible to make profits. The table turnover rate measures how often customers sit at your tables during a measurement period. (利益を上げるためは、回転率をできるだけ高くしたいものです。回転率とは、調査の時間帯にお客がどのくらいテーブルについているかを測定するものです。)
(3) Count the number of customers at each table during the measurement period. Customers sit, order, eat and drink, pay and leave the restaurant. You clean the table and the next customer comes in. The more often you do this for each table, the higher your profit is. (調査の時間帯のテーブルについたお客の数を数えます。お客が席につき、注文し、飲食し、支払いを済ませ、店を出ます。テーブルを片付けると次のお客が来ます。この繰り返しが多いほど、利益になります。)
(4) To calculate the table turnover, divide the number of customers by the number of tables. For example, if you have twenty tables in your restaurant and you serve 100 customers during the lunch hour, your table turnover rate is five per table during the lunch hour. (回転率の計算は、お客の数を座席数で割ります。座席数20、ランチ時間帯の来客数が100なら、ランチ時間の回転率は5となります。)
(5) Because of differences in preparing and serving the food, an upscale restaurant may have a lower table turnover than a fast-food restaurant. (調理や提供にかかる時間が異なるので、高級レストランはファーストフード店よりも回転率が低いことがあります。)
客単価と回転率を両方上げられれば理想ですが、現実的ではありません。店のコンセプトなどによって、どちらかがより重視されていることは経験上、気づいていますね。
一定の時間帯に、どれだけのお客をさばけるかの割合を回転率、table turnoverと言います。その他、上の英文には学校でも習う定番表現も見られます。英語で何かを説明する時のひな形のひとつとして、参考にしてみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!