■come across as [何々]
進学や就職で面接がある時は緊張しますね。自分についてどんな印象を持ってもらえるかは、面接では重要なポイントになります。
「印象」を英語ではimpressionと言います(「第一印象」はfirst impression)。「印象を与える」は日本語の言い回し同様、give an impressionと言えばオーケーです。「悪い印象を与える」なら、give a bad impressionのように、形容詞を足せばよいわけです。
これでも十分通用するのですが、英語では他の表現も使われます。それが
come across as [何々]
です。come acrossと言えば、学校の授業でも取り上げられる「~に出くわす、偶然出会う」という意味がよく知られています。ここではcome across as …とasが続いていますね。この形になると、「~という印象を与える」という意味になるのです。字義通りに解釈すると、「~として自分の所へやって来る」という感じになるでしょう。そこから「印象を与える」の意味になります。
asの後ろには、名詞か形容詞が続きます。英文法が好きな人なら「補語を取る」と覚えれば良いでしょう。日本語の発想をベースにすると、パッと思い付きやすいフレーズとは言い難いですが、こういうフレーズを使えると嬉しいものです。「英語しゃべってるなあ、自分」という気分に浸れる瞬間になると思います。試してみてください。
~今日のフレーズ~
come across as [何々] ~という印象を与える
■例文
(1) Nancy came across as arrogant when I first met her.
(初めて会った時、サラは横柄な人だなと思いましたよ。)
(2) When he is sober, Fred comes across as an extremely pleasant and charming man.
(フレッドはね、しらふの時はとても楽しくて魅力的な人だよ。)
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!