■scurry around

social media (日本で言うSNSのこと) には動物の映像がたくさん上がってきますが、人気があるのは小型の動物だと思います。子犬や子猫など、小型の動物は動作、仕草、すべてが愛らしいですよね。

大型動物は動きがゆったりで、堂々とした印象なのに対し、体が小さい動物は動作が小刻みで、好奇心旺盛で落ち着きがないようにも見えます。もし家族に小さい犬や猫などがいたら、そういう動きを英語でどう表すでしょうか。一日中、部屋を動き回っている様子を表すのに、walkrunだけだと限界が感じられると思います。そこで、今回のフレーズです。

scurry around

「ちょこちょこ走る」「あちこち動き回る」です。足取りが速く軽い様子や、忙しく急いでいるさま、あるいは動物番組で見るような、周囲を警戒しながら素早く動く状況を表す語句です。

このフレーズで使われているaroundは、文法的に言うと副詞です。副詞としてのaroundは「あちこち、方々」の意味ですので、動物の動きや、人がせわしなく行ったり来たりしている様子を表すのにはぴったりだと思います。実際、辞書の用例を確認すると、scurry aroundを用いた例文が多いので、この形で覚えて使うとよいでしょう。また、scamper (走り回る、はね回る、ふざけ回る) という同じような意味の動詞があります。scurry aroundに慣れてパッと使えるようになったら、表現力向上のためにも、そのような類義語句を見つけていくと効果的です。

~今日のフレーズ~

scurry around ちょこちょこ走る、あちこち動き回る

■例文

(1) Mice were always scurrying around in the attic.

(いつもネズミが屋根裏をちょこちょこ走っていた。)

(2) Everybody was busy and scurrying around in the office, trying to get their work done.

(誰もが忙しくオフィス内を動き回り、仕事を片付けようとしていた。)

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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