■count

長寿番組「セサミストリート」(Sesame Street)、長らくNHKが放送していましたが、2000年代に民放に移りました。今でもテレビ放送はされているのでしょうか。

英語を勉強し始めてから、私はカウント伯爵が好きになりました。単にキャラクターが気に入ったこともありますが、英語学習を通じて、彼の名前が掛詞になっていると知ったからでもあります。

日本語名「カウント伯爵」、オリジナルの英語名はCount von Count (カウント・フォン・カウント) です。が、実際は短くThe Countと呼ばれ、親しまれています。数を数える(count)のが大好きというキャラクター設定です。

実はcountには「伯爵」の意味もあります。The Countという名前は、数える(count)のが好きな伯爵(count)という掛詞になっているのです。英語ではこういう言葉遊びができるんだ、と英語を始めた頃の私にはちょっとした刺激でした。

さて、countは多義語でして、他にも意味があります。今回は「重要である」の意味の動詞countを扱います。

count = be important

という使い方もあることを覚えましょう。importantほど頻繁には使われない印象はありますが、日常会話でも使いますので知っておくとよいですよ。特に、

A. What counts is …

(重要なのは…だ)

B. It is … that counts.

(重要なのは…だ)

どちらも同じ意味ですが、これらふたつのフレーズパターンで用いられることが多いです。パターンAの例としては、What counts is to believe in yourself. (大事なのは自分を信じることです) のように言えます。パターンBなら、It is to believe in yourself that counts.のように使います。Bは高校英語ではおなじみの強調構文ですね。また、定型フレーズとして

C. That’s what counts.

(重要なのはそれだよ)

も頻出です。Cはこのまま覚えて使いましょう。

ひとつの単語が複数の意味を持つことは珍しいことではありません。英文に触れた時に、「あれ?意味がよくわからない」と思ったら、単語が自分の知らない意味で使われている可能性があります。手を抜かず、こまめに意味調べをするのがcountですよ。

~今日のフレーズ~

count 重要である

■例文

(1) I’ve always believed that happiness counts more than money.

(幸福がお金より大切であると私はいつも信じてきた。)

(2) It doesn’t matter what you’ve said; what counts is how you act.

(発言は問題ではない。大切なのはどう行動するかだ。)

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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