■shy away from

欧米人と日本人の振る舞いの違いが話題になる時、日本人はshyだと形容されることがあります。日本人は、伝統的に第三者とは控えめに接することが多いのは確かですね。

カタカナ語で「シャイ」と言いますが、英語ではshyとつづります。日本では「恥ずかしがり、照れ屋」の意味で使われるのが一般的です。しかし、英語のshyは、元々は否定的なニュアンスを含む形容詞です。自信がない、心配だ、めんどうなことはいやだ、そんなニュアンスを実は持っています。これに関連して、今回紹介するフレーズは

shy away from [何々]

です。このshyは動詞として使われ、「~を避ける、尻込みして~しない、~を敬遠する・辞退する」という意味です。shyが本来持つニュアンスをそのまま反映した動詞フレーズです。自信を持てない、嫌いである、恐怖心を感じるなどの理由で、物事から距離を置く(away from)という言い回しになっています。fromは前置詞ですから、その後ろには名詞または動名詞を続けます。例文で確認してくださいね。

ところで話は逸れますが、他の国の人たちが、日本人はshyだと言う時、それは「控えめ」ではなく「いつも自信なさそう、不安そう」という意味合いで言っているのかも知れません。もしかしたら、褒められてはいないと捉える方が正確かも知れませんね。

ちなみに、「控えめ」は、状況に応じてHe is reserved (感情や考えを表に出さない) やHe is modest (謙遜、慎み深い) のように表すとよいでしょう。

~今日のフレーズ~

shy away from ~を避ける、尻込みして~しない、~を敬遠する・辞退する

■例文

(1) Those higher-ups always shy away from making decisions.

(あのお偉いさん方はいつだって尻込みして決定を下そうとはしないんだ。)

(2) I tended to shy away from anything that involved public speaking.

(私には人前で話さなければならないことは何でも避ける傾向がありました。)

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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