■get a feel for
最初は不慣れでも、練習を積めば上達していきます。その時に「コツをつかむ」と言うことがあります。「コツ」とは「骨」なのですね。知りませんでした。体の中心にあって身体を支えていることから、人間の本質や素質の意味になり、それが物事の要領や勘所も意味するようになったのだそうです。
だからと言って、英語でもbone (骨) と言うわけではありません。「コツをつかむ」の英語表現はいくつかあるのですが、今回は覚えやすいフレーズを紹介します。
get a feel for
見てわかる通り、「感じを得る」という言い方になります。forの後ろに対象となる物事の名詞を置くだけでオーケー。また、「コツをつかむ」の他の言い方には、次のようなものもあります。
get the knack of
get the hang of
なお、feelは「感じ、感覚」ですので、「コツ」よりも意味は広くなります。新しい取り組みだけでなく、新しい居住環境などの「雰囲気」がわかってくるような場合にも使えますよ。これに対し、knackとhangのフレーズは「腕前」を指す言い方であり、訓練や慣れが必要な技術の習得過程で使います。So, practice “get a feel for” several times, and get a feel for it!
~今日のフレーズ~
get a feel for コツをつかむ
■例文
(1) We practiced for several hours before we got a feel for the best way to do it.
(数時間練習し、私たちはそれの最良の方法の感じをつかんだ。)
(2) I’ve still been trying to get a feel for what this application can do.
(このアプリの機能の感じをつかもうと、まだがんばっています。)
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!