■put … on the map

スマホの普及によって、地図を見ることが増えたと思います。興味のあるお店や施設が地図に載っていることについて、私たちは特に何も考えません。しかし載っていない時、どう感じるでしょうか。つまり、地図に載っているとはどういうことなのでしょう。

■今日のフレーズ

put … on the map ~を有名にする、~の名を知らしめる、~の存在をアピールする

■例文

(1) The discovery of gold put their town on the map.

(金の発見によって彼らの町は一躍有名になった)

(2) The role in that film put Harry on the map.

(その映画で役を得たことで、ハリーは名を知られるようになりました)

put [何々] on the map、直訳すると「~を地図の上に置く」で「~を地図に載せる」ということです。このままの意味で使うこともありますが、日常では比喩的に「~を有名にする、~の名を知らしめる、~の存在をアピールする」という意味で使われます。

スマホの地図アプリに載っていない店や施設などは、現代では、極端に言うと無価値に等しい扱いとなります。地図に載るというのは、人目につくチャンスを得る最初のステップだと言えるでしょう。特に、紙媒体が主流の世界なら、自分の存在を地図作成関係者に気づいてもらわないといけません。地図に載せてもらえるのは大きな名誉になりそうです。オーディションに合格した後、やっとプロデビューにこぎつけた人の気持ちと同じかも(ただの想像ですが)。そんな世界を少し想像すると、「~を地図に載せる」が「~を有名にする」という意味の比喩になることが、理解しやすくなると思います。

put [何々] on the mapは比喩、慣用句として定着していますので、putの目的語は人でも物でも何でも使えます。比喩であって、現実の地図に載せるわけではないですから。

語法で気をつける点は、「~を地図に載せる(かのように有名にする)」の和訳が示すように無生物主語の構文を取る点です。「有名になる」ではなく「有名にする」ですから、気をつけましょう。例文をよく見て、主語にどんな語句を使うか確認してくださいね。

普段何気なく利用している地図ですが、載っていない場合を想像してから考えると、載っているというのは存在証明とも言える重大なことがらのように感じますね。グーグル・アースやストリートビューで自分の家を確認できると嬉しく感じたりします^^

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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