■get the show on the road

大谷翔平と言えば、“It’s Sho time!”という実況がおなじみです。もちろんこれはIt’s show time.showと掛けたもの。今回はそのshowを使った比喩的な表現を紹介します。

■今日のフレーズ

get the show on the road 始める、実行する

■例文

(1) Now that I’ve made up my mind, it’s time to get the show on the road!

(決意を固めたぞ。実行に移す時だ!)

(2) He checked his watch and said, “George is here now, so shall we get the show on the road?”

(時計を確認して彼は言った。「ジョージも来たし、始めよう!」)

get the show on the roadとは「始める、実行する」という意味の比喩表現です。比喩なので、字面通りの解釈をしてしまうとコミュニケーション不成立になりますから、意味をしっかり覚えてくださいね。

このフレーズはどういう経緯で生まれたのでしょうか。まず、get the show on the roadを文字通りに解釈してみましょう。「ショーを路上に出す」のようになります。ここで、on the roadがポイントになります。「路上」ということなのですが、陸路移動イメージつながりで「巡業中」という意味でも使われるのです。

語源関連のサイトを調べてみると、諸説あるため詳細はわかっていないとしつつも、劇団やサーカスが町から町へと移動しながら公演を行っていたことが元になって生まれたフレーズだろうとしています。get the show on the roadで「公演巡業を開始する」というのが背景にある意味で、それがショーに限らず、何かを始めるという広い意味で使われるようになったということです。演劇、ミュージカル、サーカスなどの娯楽が大きく発展したアメリカだからこそのフレーズだと言えるでしょう。それが今でも日常の言葉として使われているのです。

映画やドラマで、「さあ、ショーの始まりだ」のようなセリフの後に、悪者を退治する作戦が始まったり、アクションシーンになったりします。これを日本語に取り入れるとしたら、かなりキザで気取り過ぎに聞こえてしまうでしょうね^^

■音声確認

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■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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