■I’ll take you up on that.

日本語独特の表現は英語にしづらいですが、ニュアンスが近い表現が見つかることもあります。

■今日のフレーズ

I’ll take you up on that. お言葉に甘えます。お申し出をお受けします。

■例文

(1) Thank you very much for your kind offer. I’ll take you up on that.

(親切に申し出てくれてありがとう。ではお言葉に甘えます)

(2) John said he would help her, but she didn’t take him up on that offer.

(ジョンは手伝うと言ったが、彼女は「遠慮します」と言った)

■解説・コメント

「お言葉に甘えて」はいかにも日本的な表現だと思います。Weblio国語辞典の説明では、「相手の申し出に対して遠慮せず、ありがたく受け入れることを表す表現。主に、目上の人からの親切などに対するお礼の言葉などとして用いる」となっています。

これに対応する英語のフレーズは

I’ll take you up on that.

あるいは

I’ll take you up on that offer.

だと考えられます。直訳的には「あなたの申し出を受け入れます」なのですが、日本語の「お言葉に甘えて」に近い表現だということです。… on your kind offerと言うこともありますが、ほぼ上のふたつに絞られています。「お言葉に甘えて」とは違い、I’ll take you up on that (offer).は、「目上の人」からの親切に対してだけ使うわけではありません。ファーストネームで呼び合うなど、人間関係の文化の違いがあるからです。この点も覚えておくとよいでしょう。

辞書的には、take [人] up on [物事] (…の申し出を受け入れる) という表記ですが、日常会話フレーズとして、I’ll take you up on that/that offer.と丸ごと覚えて使う方が、とっさの一言としてすぐに使えるのでおすすめです。

フレーズの細かい部分を見てみましょう。上述の2通りの言い方で、thatの語法がそれぞれ異なっています。… on thatの場合、thatは相手の提案内容を指す指示語です。一方、... on that offerは「その申し出・提案」という意味です。

なお、take [人] up on [物事] は、自分以外の人を主語にして使うこともできますので、例文(2)を確認してくださいね。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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