■on a lark
やり始めたアクティビティやスポーツがあまり真剣ではなく、ちょっとした楽しみが目的だとしたら。
■今日のフレーズ
on a lark
おもしろ半分で、軽い気持ちで、冗談半分で
■例文
(1) I started hang-gliding several years ago on a lark.
(私は数年前に軽い気持ちでハンググライディングを始めました)
(2) Paul joined a friend’s band on a lark. And he started writing songs when he was well into his 20s.
(ポールはおもしろ半分で友人のバンドに加入した。そして彼は20歳をかなり越した頃に曲を書き始めた)
■解説・コメント
今回紹介するフレーズ、日本語の語感だけに頼るとピンと来づらい意味です。on a larkで「おもしろ半分で、軽い気持ちで、冗談半分で」という意味なのです。
larkは鳥のヒバリのことですが、どうしてon a larkがこの意味で用いられるのか、詳しい由来ははっきりしていないようです。
しかし、語源学的には不明だとしても、英語圏では美しく鳴く鳥の代表とされ、また自由の象徴ともされているlark、ヒバリ。そこに軽快で自由気ままなイメージを持つ人が多いと考えても、決して不自然ではないと思います。それがいつの間にか「おもしろ半分、軽い気持ち」の意味を持つようになっていったのかも知れません。個人の想像に過ぎませんが、私はそうやってイメージをいじっていじって、語彙を頭に定着させるようにしています。
そう言えば、一定年齢以上の人にとって、名詞larkで思い出すのがタバコの銘柄LARK。テレビコマーシャルでタバコが宣伝されるのが一般的だった頃、米俳優ジェームズ・コバーン(James Coburn)による“Speak Lark.”という決めゼリフが印象的でした。「一体どういう意味なんだ?」と物議(?)を醸したものであります。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!