■That’s the story of my life.
よく起こる悪いできごとについて嘆く時の定形表現があります。
■今日のフレーズ
That’s the story of my life.
私の人生がまさにそれ/私はいつもそう
■例文
(1)
A: I meet a nice man and he’s already married.
(A: いい人に出会っても、もう結婚してる)
B: That’s the story of my life!
(B: 私もそう!)
(2)
A: I always get stuck in traffic.
(いつも渋滞につかまるんだよ)
B: It’s the story of my life.
(B: 僕もそうなんだよ)
■解説・コメント
story of my lifeを文字通りに解釈すると、「自分の人生の物語」「身の上話」です。身の上話というと、たいていは不幸自慢や病気自慢などの内容が多いと思いませんか?要は愚痴ですね。これはおそらく、どこの国に行っても同じなのかも知れません。人間だもの、といったところでしょうか。
そこから転じてなのでしょう、英語定形表現のThat’s the story of my life.は、「私はいつもそういう目に遭うのです」「私の人生はこういうことの連続です」の意味で使われます。つまり、「それは私の(不幸が連続する)人生の物語だ」という感じなのですね。不運なできごとなどの話に続けて、That’s the story of my life.と言えば、「こんなことばっかりだよ、私の人生は」という嘆き節になります。
ただ、今回用意した例文は、相手の話に続けて「自分もそうだよ」「まさに自分もそういう不運ばかりだよ」という応答としての言い方です。英会話に不慣れなうちは、相手の発言に対して上手にリアクションできないものです。このような言い方をひとつ知っておくと、少しネガティブな話題で「わかる~」というニュアンスを伝えることができて便利ですよ。
フレーズ冒頭は、主語をitにしたIt’s the story of my life.と言う場合もありますし、カジュアルなら省略形のStory of my life.と言うこともできます。
なお、深刻なトピックでというよりは、例文にあるような軽めの内容の時に使いましょう。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!