■take … under one’s wing
「面倒を見る」の基本フレーズはtake care ofやlook afterですが、今回は別の言い方を。
■今日のフレーズ
take … under one’s wing
~の面倒を見る、~を保護下に置く、~に目を向ける
■例文
(1) My parents died when I was quite young, so my aunt took me under her wing.
(小さい時に両親が他界したので、叔母が私を引き取ってくれたのです)
(2) They weren’t doing well in music until Epstein took them under his wing.
(エプスタインが面倒を見るようになるまでは、彼らは音楽でうまく行っていなかった)
■解説・コメント
take [誰それ] under [誰それ]’s wingは、「~を…の保護下に置く」という意味です。「保護」と言うと堅苦しい感じになりますが、「~の面倒を見る、世話をする」というニュアンスです。上司と部下、師匠と弟子のような関係であれば「目をかける、指導する」という意味合いになります。
字面を見ればわかると思いますが、under wingは「羽の下」ですから、親鳥がひなを守る様子に由来しています。いい表現だと私は思っています。
日本語にも「翼下(よっか)」という似た表現がありますが、こちらは意味合いが違い「勢力範囲内」「傘下」ということで、国や会社の勢力争いのイメージですね。親が子を守るような場面で使うことはまずなさそうです。
なお、このフレーズのunder [誰それ]’s wingだけで使うこともできます。I’m under my uncle’s wing.と言えば、「叔父の世話になっている」という意味になりますよ。
■音声確認
貼
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!