■I kid you not.

冗談を言ったり、からかったりすることを表わすのに、kiddingを使うのはよく知られています。何か言った後に、I’m just kidding (you). (冗談だよ(本気にするな))と言ったり、相手の言うことが信じられない時には、You must be kidding (me). (冗談でしょ?からかわないで)と言います(直訳は「冗談を言っているに違いない」。ここでのkiddingjokingと言い換えてもオーケーです。

自分が言っていることが本当だと主張する時は、I’m not lying. (嘘じゃないよ)と言ってもいいし、I’m not kidding (you). (冗談を言っているんじゃないよ)も使われます。また、I swear to God. (神に誓う(ことができるほど真剣だ))という表現もあります。もちろん、基本語を使って、It’s true. (本当です)もオーケー。

さらに、「まさか」「冗談じゃないよ、まったく」はNo kidding.と表すことができます。

この手の表現は多岐にわたりますが、以上の表現はとてもよく聞かれますので、自分でもどんどん使ってみましょう。リアル英会話感を楽しめます。

さて、kidchildの意味でも使いますが、「冗談を言う、からかう」の動詞でもあるわけです。そして今回のフレーズですが、

I kid you not.

固定表現なのでこのまま覚えてください。おわかりの通り、文法が崩れています。I don’t kid you.が正式なはずなのに、と思いますよね。この語順は、古い時代の英語の文法の名残です。日本語の古文もそうですが、昔の英語は今とは違う姿をしていて、文法が違いました。否定や疑問で使われるdoがなかった時代があるのです。notの場所も違っていたのですね。このように古文スタイルの表現が一部に残っているのです。少し崩れた感じがまた良いのでしょう。私はこういう表現に出会うと、使ってみたくなります。一緒にどうですか?I kid you not.

~今日のフレーズ~

I kid you not. 冗談で言っているのではない。本当だ。

■例文

(1) It’s not safe here. I kid you not.

(ここにいては危険だ。嘘じゃない。)

(2) I kid you not. Leo got the lead in the school play.

(まじめな話、リオが学芸会の劇の主役をやるんだ。)

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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