■I was wondering if you could
聞かない日がないくらい、とてもよく使われる定形表現です。
■今日のフレーズ
I was wondering if you could …
…していただけないかと思いまして
■例文
(1) I was wondering if you could give me a ride.
(よかったら車に乗せて(車で送って)もらえないかと思いまして)
(2) I was wondering if you could give me some tips on where to eat.
(食事でオススメのところを教えていただけないかと思いまして)
■解説・コメント
動詞wonderは「疑問に思う、…だろうか」です。間接疑問文という単元の学習時に出てきます。文法用語は堅苦しいですが、wonderは日常会話では頻出で、特に今回のフレーズは必須です。必ず知っておくべき「型」であり、現地で毎日のように使うフレーズになるのは間違いありません。
I was wondering if you could Vは「…していただけないかと思いまして」という意味です。wonder ifの部分は「…かどうかと(疑問に)思う」という意味で、このフレーズの肝です。このifは「もし」ではなく「…かどうか」という意味を表し、したがって、直訳は「あなたが…することができるか疑問に思っていたのです」となります。言い方は遠回しですが、これで相手に対するお願い・依頼を表します。
I was wonderingと過去進行形になっているのを不思議に感じるかも知れません。文法・語法的には、I wonderでもいいし、I am wonderingとしても伝わる意味は変わりません。実際に使っても何も問題はないのです。ただ、ネイティブがよく使うのはI was wonderingなのです。日本語の「…って思ってたんだ~」のようなものだと思えばよいでしょう。そういうわけで、人に頼み事をする時には、I was wondering if you could …を使ってこのフレーズに慣れましょう。
ところで、例文(1)にあるgive me a rideは「私を車に乗せる」という意味です。車で人を送る場面での超頻出フレーズです。この例文ごと覚えておいて、パッと言えるようにしておきましょう。例文(2)のtips on [何々] は「…に関する情報」です。informationでもいいのですが、tipsと言うと「ちょっとした情報」「耳寄り情報」のような雰囲気になります。
依頼の場面でI was wondering if you couldに慣れた頃には、if以下の部分を応用できるようになっているはずです。使用例は多岐にわたりますが、最終的にはI was wondering ifの部分が超便利フレーズなのだと納得してもらえると思います。
でも、慣れるまでは焦らずに今回のフレーズに特化しておいてくださいね。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!