■get … down

かなり多くの意味を持つフレーズがあるものでして、覚えるのが大変に感じます。

■今日のフレーズ

get … down

…を覚える・習得する、飲み込む

■例文

(1) Finally, I got the Latin language down! Nobody speaks it any more today, though.

(ついにラテン語をマスターしたぞ!今は誰も話さない言語だけど)

(2) You practiced a lot and got it down! Ready for the real thing?

(たくさん練習して覚えたね!本番行ってみる?)

■解説・コメント

get downを辞書で見ると、たくさんの意味が載っていることがわかります。今回はその中から、「…を覚える・習得する、飲み込む」をピックアップしました。

get downの辞書上の和訳はたくさんあるのですが、意味の核の部分は自動詞として「…が下に向かう」、他動詞として「…を下に降ろす」です。これを知っておけば、和訳で考えなくてもおおよその意味は理解できるようになります。

get [何々] downの場合、基本的な意味は「…を下に降ろす」です。例えば、目的語がハンバーガーだとしましょう。get a hamburger downはどういう意味になるでしょうか。「ハンバーガーを降ろす・下に置く」です。これは状況・文脈によって「飲み込む」の意味にもなります。胃袋は口より下にあるので、このような言い方が英語では成立するのですね。

さて、日本語では、物事の理解や技術の習得について「飲み込む」「飲み込みが早い」などと言います。「腑に落ちる(落ちない)」という慣用句もあります。これと同じ発想が英語でも使えるのです。つまり、「飲み込む」のget … downは「覚える・習得する」の意味で使うことができるのです。上の例文から始めて、自分が取り組んでいる事柄などに応用して表現してみてください。

get downのような多義語句の各意味を和訳で覚えてしまうと、相手がどの意味で言ったのかを瞬時に判断するのが難しくなります。「下に行く・下に置く」のイメージを把握すれば、和訳に頼らずとも腹に落ち、効率よく飲み込めることでしょう。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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