■skeleton in the closet

他人や世間に知られたくない秘密、誰にでもひとつくらいはありそうです。

■今日のフレーズ

skeleton in the closet

誰にも知られたくない秘密、忌まわしい秘密

■例文

(1) Everybody’s got secrets, haven’t they? Everybody has a skeleton in the closet.

(どんなやつにも秘密ってあるだろ?隠し通したいことってあるものだよ)

(2) I hear you’ve been researching your family history. Did you find any skeletons in the closet?

(家系調査をしているんだってね。何か忌まわしい秘密でも見つかったかい?笑)

■解説・コメント

skeleton in the closet、わかりやすい表現だと思います。直訳は「クローゼットの中のガイコツ」で、つまり外部には決して漏れて欲しくない、「誰にも知られたくない秘密、忌まわしい秘密」のことです。

skeleton (骸骨、骨格) はただの秘密ではなく、バレたらとんでもなくみっともない、恥ずかしい秘密を表し、closet (日本の押入れに相当) は自宅にある空間ですから、しまっておきたい、隠しておきたいという雰囲気が出ています。日本語では「墓場まで持って行く」という表現をすることがあります。表現上の視点は異なりますが、骨と墓という単語の選択に「言葉は違えど、やはり同じ人間。発想は似るものなのかな」という感覚を私は持ちました。

secret (秘密) をskeletonと言い換えているわけですが、このような比喩を「隠喩、メタファー」(metaphor)と言います。一方、「…のような」(like …)を使って表すのは「直喩」(simile)と言います。

ところで、skeletonと言えば思い出すのが、半透明のデザインです。スケルトンカラーなどと呼ばれます。これは和製英語です。内部が見えるので、骨のレントゲン写真との連想が働いたのでしょう。「透ける」とのダジャレにもなりますしね。和製英語です。それに、冷静に考えれば、skeletonはそもそも白系ですから、スケルトンカラーと呼ぶのはおかしいですね。英語では単に「半透明の」と表し、その単語はtranslucentです。いわゆるスケルトンのデザインはあまり見かけなくなりましたけど、一応触れておきたいと思いました。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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