■get up on the wrong side of the bed

朝、ベッドのどちら側から出るかで気分が変わる?

■今日のフレーズ

get up on the wrong side of the bed

朝からご機嫌ななめである

■例文

(1) Be careful when you talk to Mary. She got up on the wrong side of the bed this morning.

(メアリーと話す時は気をつけてね。朝からずっと不機嫌だから)

(2) Don’t try to reason with Bill when he’s gotten up on the wrong side of the bed.

(ビルが機嫌を悪くしている時は、正論で向かおうとしてはいけないよ)

■解説・コメント

get up on the wrong side of the bed「朝からご機嫌ななめである・機嫌が悪い」という意味の慣用句です。直訳は「ベッドの間違った側で起きる」ですので、何のことだかよくわかりません。

wrong side of the bedは、ここではベッドの左側のことです。由来は古代ローマに遡り、当時、起床の時はベッドの右側から出ると幸運を呼び、左からだと縁起が悪いという迷信があったのだそうです。これが表現として残り、現代では単に「一日が不機嫌で始まった」という意味で使われているわけです。

フレーズにはバリエーションがあり、wake up on the wrong side of the bed, get out of the wrong side of the bedと言うこともできます。

たまたまですが、英語ではrightが「右」と「正しい」の意味を持つので、ベッドの右側right side)は正しい側right side)だという掛詞になります。想像ですが、上述の由来を知らなくても右側から起きる人は多いかも知れません。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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