■have a low opinion of [誰々・何々]
遠回しな表現を使う方がよい場合があります。
■今日のフレーズ
have a low opinion of [誰々・何々]
…を低く評価する、好きではない
■例文
(1) Many readers have a low opinion of his detective novels.
(彼の推理小説を低く評価している読者は多い)
(2) I’m sure my brother has a low opinion of me.
(弟は僕のことを悪く思っているに違いないんだ)
■解説・コメント
have a low opinion of [誰々・何々] 、これ自体はわかりやすいフレーズです。lowは「低い」、opinionは「意見」ですので、直訳すれば「…について低い意見を持っている」となります。つまり「…を低く評価している」で、もっとざっくり言えば「…を好きではない」ということです。
好きではないと言えば済むのに「低く評価している」と表すのはまどろっこしい感じがしますが、要は遠回しということ。どんな言語でも、場によって言葉遣いを考える必要があります。俗っぽい言い方さえしなければよいわけではありません。「嫌い」「ダメ」だとストレート過ぎると感じられる場合に、have a low opinionが言い換えの選択肢のひとつになるというわけです。もちろん、lowの代わりにhighと言えば「高く評価している」「…を高く買っている」の意味になります。
ひねくれた見方をすれば、表現上はhave a low opinionと言っていても、聞き手は「嫌い」「悪く思っている」「ダメ」「蔑んでいる」など、いろいろな解釈ができます。紳士的に解釈するか、単に否定的に捉えるのか、聞き手の性格的なものが関わるかも知れませんね。
遠回しな言い方(婉曲表現)は使い過ぎると聞き手の負担になるので、バランスを考えて使いましょう。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!