■sometime soon
sometimeとsometimesの違い、知っていますか?
■今日のフレーズ
sometime soon
近いうちに
■例文
(1) The hotel will open sometime soon.
(そのホテルは近々オープンします)
(2) Why don’t we have lunch together sometime soon?
(そのうち一緒にランチでも食べない?)
■解説・コメント
頻度を表す「時々」を英語ではsometimesと言います。語尾に-sが付いている点、大丈夫ですか?
英語の厄介なところですが、sometimeという語(-sなし)も別個に存在します。こちらは「ある時点で、いつか、そのうち」という意味なので、sometimes (-s付き) とは全然違います。今回はこの-sなしのsometimeのお話です。
sometime soonは「近いうちに」という意味でよく使われるフレーズです。友人同士などで「今度ご飯食べに行こうよ」のような言い方をすることがあると思います。この「今度」を英語でどう表したらいいかですが、いくつか言い方がある中で、sometime soonがよく使われ、おすすめの表現です。
sometimeが「そのうち」を表すので、単体で使っても構わないのですが、「まもなく」を意味するsoonを加えることで、日時がより近い感じになります。また、実際に言って慣れてくるとわかりますが、sometime soonと2語で言う方が文全体のリズムもよくなりますよ。
このフレーズを使う時に「sometimeの一語で言うべきか、sometime soonとすべきか」と考える必要はありません。soonを付けて言ったからと言って、厳密に2, 3日以内に会わねばならぬとかではありませんから。日付が近くなくてもいいですし、社交辞令の発言なら、本気で行こうとは思っていない場面もあり得ますので。定形フレーズとして使えればオーケーです。
なお、例文(2)について、文法に詳しい人は「sometimeではなくてanytimeじゃないの?」と思ったかも知れません。これについては、Would you like some coffee? (コーヒーでもどう?) という言い方があるように、疑問文や否定文でもsome-を使う場合はあります。参考書等で「肯定の返答が期待できる場合」のように説明されており、それに該当します。
次の記事では、anytime soonの紹介と、それに関連してsomeとanyの使い分けの基本的な部分を取り上げます。
■音声確認
見出し3■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!