■get [自分]’s hopes up
hopeをupの状態にする、わかりやすいフレーズです。
見出し3■今日のフレーズ
get [自分]’s hopes up
高い期待を寄せる、高望みする
■例文
(1) Don’t get your hopes up. The weather won’t improve today.
(期待しないほうがいい。今日は天気は良くならないよ)
(2) I don’t want you to get your hopes up, but I’ll have a word with Martin later.
(あまり期待しないでほしいのだが、後でマーティンと話してみるよ)
(3) I got my hopes up for nothing.
(かなり期待したがだめだった/無駄に期待してしまった)
■解説・コメント
get [自分]’s hopes upを直訳すると「自分の希望を高い状態にする」のようになりますが、「高い期待を寄せる、高望みする」という意味で使われます。
このフレーズは主に否定文で使われます。例文(1)と(2)は、don’tを含む否定文なのでわかりやすいですね。例文(3)は、文そのものは肯定文ですがnothingが使われており、意味上の否定文となっています。
このように、英語には主に否定文で使われるタイプのフレーズがあり、実は日本語にもあります。「…しか」「滅多に」「必ずしも」などは後ろに「ない」が続くのが通例です。かつては「全然」もそうでした。そして、日本語の「高望み」も「高望みするな」と否定的に使うのが基本です(自然な会話で「高望みしてください」と言うことはまずありません)。
ちなみに、肯定ニュアンスで「大きな期待をかける」と言いたい場合、一例としてhave high/great hopesというフレーズがあります。相手に「期待しているよ」と伝えたければ、I have high hopes for you.と言えばオーケーです。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!