■stop by
stopとstop byでは意味が違うのです。
■今日のフレーズ
stop by
立ち寄る
■例文
(1) I was passing your house, so I thought I’d stop by for a chat.
(家の前を通りかかったので、少し話でもと寄っていこうと思ったんだ)
(2) “Oh, I’m out of milk.” Henry decided to stop by a grocery store on his way home.
(「牛乳を切らしてたな」ヘンリーは帰宅途中に食料品店に寄ることにした)
■解説・コメント
stop byは「立ち寄る」という意味です。stopだけだと「(立ち)止まる」や「…をやめる」ですが、byが付くと意味合いが変わります。具体的には、stop byは短時間の訪問というニュアンスです。通常、他の場所へ向かう途中に寄って行くような状況で使われます。
語法の点では、stop byだけで使う場合と、stop by [どこそこ]という使い方があります。前者は訪問する行為だけを指し、後者は「…に立ち寄る」と、具体的な場所を明記する言い方になるわけです(文法ファン向けに言うと、stop byのbyは副詞、stop by [どこそこ] ではbyは前置詞です)。
例文(1)の句切れをスラッシュ(/)で表すと、I’d stop by (寄って行こうかな) / for a chat (おしゃべりのために) となります。stop byだけで使うパターンがこれです。
例文(2)の区切れは、stop by a grocery store (食料品店に寄る) / on his way home (帰宅途中に). で、stop by [どこそこ] の形が使われています。
なんの予告もなく突然インターホンを鳴らして、気軽に友人知人宅を訪問できる時代ではなくなったと思います。昨今は事前にCan I stop by? (ちょっと寄ってもいい?) などのメッセージを送信してからが安心安全ですね。
stop by、英語では頻出の日常フレーズです。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!