pinky swear

pinky swearとは「指切り」のこと。「指切りげんまん」です。なんとなくオシャレカワイイ感じがする英語ですね。「小指」のことはpinkyと言い、つづりはpinkieのほうが一般的です。swear は「誓う」「誓い」という意味です。実はswearには「悪態をつく」という意味もあり、「誓い」と矛盾するような気がしますね。

「指切りげんまん」は「嘘ついたら針千本飲ます」と続きます。これを「ハリセンボン飲ます」だと思っていた人は多いと思いますが、私もその一人。針よりも魚を丸呑みするほうが怖いイメージを実際に持っていました。実際は針です。これが英語ではどういう表現をしているかというと、

“I’m not lying to you.  Cross my heart and hope to die, stick a needle in my eye.”

(嘘はついていない。十字を切って誓うからには死ぬ覚悟だ。針を自分の目に突き刺そう。)

という表現があって、「目に針を刺す」と約束をするんですね。ただし、これは「針千本」のような決まり文句ではありません。こういう表現を使う人もいるということです。

指の名称が出てきましたので、補足しておきますね。

  • 「親指」はthumb(発音はこちら)といいます。fingerは付けません。
  • 「人差し指」はindex finger(発音はこちら)と呼ぶのが一般的ですが、forefinger(発音はこちら)とも言います。
  • 「中指」」はmiddle finger(発音はこちら)です。
  • 「薬指」はring finger(発音はこちら)となります。結婚指輪をはめる指ですね。
  • 「小指」はpinkieとなります。fingerは付けません。pink fingerとも言いません。

英語では各指の名称が統一されていないようで、地方によって呼び方が違うこともあります。そこで、誤解や勘違いを避けるために次のように言う場合もあります。

  • 人差し指はthe first finger
  • 中指はthe second finger
  • 薬指はthe third finger
  • 小指はthe little finger

なんと、親指がfirstかと思いきや、親指はあくまでもthumbであって、fingerとは呼ばれません。指扱いされていないのかも。人差し指から「1番指」になっています。そして、小指は4番目(fourth, 4th)ではありません。不思議ですね。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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