■have a chip on one’s shoulder

chipは「木片」なのですが…。

■今日のフレーズ

have a chip on one’s shoulder

喧嘩腰である、挑発的態度である

■例文

(1) You should avoid Mary today, because she has a chip on her shoulder.

(メアリーは今日カリカリしてるから、近づかないようにね)

(2) I used to have a chip on my shoulder and got angry at the slightest criticism.

(私はいつも喧嘩腰で、ちょっとした批判にもすぐに腹を立てていました)

■解説・コメント

have a chip on one’s shoulder「喧嘩腰である、挑発的態度である」という意味の定形表現です。イライラ、ピリピリ、カリカリしている様子を表す時に使えるフレーズです。フレーズ中のone’sには主語に対応する所有格代名詞を用います。例文で確認してください。

「自分の肩に木片(chip)を乗せている」という直訳からは、なぜ喧嘩腰の意味になるのかわかりません。由来は諸説ありますが、一般的には、1800年代のアメリカに遡るとされています。英辞郎on the WEBには次のような解説があります。

【語源】西部劇に出てくるように、昔、肩の上に木片(a chip)をおいてそれを落としてみろと相手を挑発したことに由来する。相手がその木片を落とすとけんかが始まる。

これを読んでも、正直、状況をイメージしにくいと思いませんか?現代なら、かかって来いとけしかけ、相手が乗ってきたら喧嘩の始まりです。しかし、どうやら当時のアメリカでは、「俺の肩に置いた木片を落としてみろ」が相手の度胸を試す儀式(?)だったようです。やや回りくどいプロセスを経てから喧嘩をしていた、という理解でいいのかな…。

■音声確認

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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