■be torn between A and B
tornはtearの過去分詞だというのがポイントです。
■今日のフレーズ
be torn between A and B
AとBの間で迷っている、板挟みになっている
■例文
(1) I’m torn between this shirt and that one. Which do you think is better?
(このシャツとあのシャツで迷っているんだけど、どっちがいいと思う?)
(2) Chris is torn between becoming a doctor and a career in entertainment.
(クリスは医者になるか、芸能界でキャリアを積むかで悩んでいる)
■解説・コメント
be torn between A and Bは「AとBの間で迷っている、板挟みになっている」という意味のフレーズです。選択肢がふたつあって、どちらにするか決められずにいると言う時にはこのフレーズがおすすめです。
類似のフレーズにbe in two minds (決めかねている、迷っている、心がぐらついている) があります(2024年10月15日の記事)。「ひとつの事柄について、どう判断するかを迷う」だと説明しました。これに対し、今回のフレーズは「ふたつの選択肢があって、どちらを取るか迷う」という意味で使います。
tornは、動詞tear (破る・裂く) の過去分詞です。be tornは受身形で「裂かれる」の意味になり、「気持ちが引き裂かれる思いだ」という感覚を表現しています。
なお、tearは動詞と「涙」の意味の名詞で発音が異なります。動詞は「テア」、名詞は「ティア」です。
動詞のtear (破る・裂く)
活用 tear – tore – torn
名詞のtear (涙)
■音声確認
■5秒英単語
examination / exam
(試験)
長いので、普通はexamと短くして言います。「検査」「調査」の意味も。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!