■silver tongue
銀の舌。
■今日のフレーズ
silver tongue
雄弁、弁舌の立つこと、明確に能率的に表現すること
■例文
(1) I see you haven’t lost your silver tongue.
(相変わらず弁が立つね。)
(2) She has a silver tongue. She’s the most eloquent person I’ve ever heard.
(彼女は説得力があるね。今まで話を聞いた中でで一番雄弁だよ。)
■解説・コメント
silver tongueは「雄弁、弁舌の立つこと、明確に能率的に表現すること」という意味の慣用表現です。
直訳は「銀の舌」です。これは、Speech is silver, silence is golden. (雄弁は銀、沈黙は金なり) ということわざをベースにした表現です。(speechを「雄弁」としたのは意訳です。壇上での演説(speech)に雄弁(eloquence)のイメージがあるので、そのように訳したのでしょう。「雄弁」はeloquence、「雄弁な」はeloquentです。)
では、「沈黙」の意味でgolden tongueとも言うのか。私が調べた限り、その表現はありません。一般に浸透している表現はsilver tongueのみです。
ちなみに、golden-tonguedという形容詞はあります。しかし、その意味は「(悪い意味で)口がうまい、達者な」なので、上のことわざとは無関係です。詐欺師などの説得力スキルを指して使うようです。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!