
■組織内での優先権・序列
組織には、勤続年数や経験に基づいて決まる序列や優先権が存在することが多々あります。日本だけではありません。
■今日の英語フレーズ
have seniority
[年齢は関係なく]経験がある、勤続年数が上である、権限が上である、(制度上)優先権がある、先任権を持つ
📝例文
(1) John has seniority, and therefore he gets first choice in choosing his vacation time.
(ジョンの方が上役なので、休暇日程を最初に決めてよいことになっている)
(2) She has seniority over most members of the team despite her relatively young age.
(彼女は比較的若いにもかかわらず、チームの大半のメンバーよりも先任権を持っている)
(3) In this company, those who have seniority may choose their shifts first.
(当社では、先任権を持つ者がシフトを最初に選ぶことができる)
(4) Even if two candidates have similar skills, the one who has seniority is often considered first.
(たとえ候補者2名のスキルが同程度でも、先任権のある者が優先的に検討されることが多い)
💬フレーズ解説
have seniorityは、年齢は関係なく「経験がある」「勤続年数が上である」「権限が上である」「(制度上)優先権がある」「先任権を持つ」という意味のフレーズです。
社員や構成員が、勤続年数や経験年数に基づいた優位性、または制度的優先権を持つという意味の表現で、人事制度や労働慣行における重要な概念です。昇進、シフト、休暇、配属など多くの場面で利用されます。
seniorityはsenior (年上の) の名詞形ですので、直訳すると「年上であること」「上位性」のことですが、実際には年齢ベースの概念ではなく、勤続年数に基づく優先権、制度上の序列を指します。単なる年齢の上下とは無関係である点が重要です。
🌱豆知識
seniorityを用いた関連表現には次のようなものがあります。
- seniority-based system (先任制)
- seniority rights (先任権)
- gain seniority (勤続年数により序列が上がる)
これらの語も覚えておくと、ビジネス文書や制度が理解しやすくなるでしょう。
🎧音声で確認
■5秒英単語
president
(大統領、社長、会長)
国家、企業、大学、組織などの最高責任者や統括者を指します。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!
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