■intimidate/intimidating/intimidated
辞書の和訳から少し離れましょう。
■今日のフレーズ
intimidate …を萎縮させる、ビビらせる
intimidating 威圧的・近寄りがたい
intimidated 萎縮して、ビビって
■例文
(1) The IELTS exam intimidates me.
(IELTSの試験は私を萎縮させる→IELTSの試験、受けるの怖いなあ・緊張するなあ)
*IELTS (International English Language Testing System) 英語の検定試験のひとつ
(2) Don’t let the prosecutor intimidate you.
(検察官にあなたを萎縮させるな→検察官に怯んではいけない)
(3) The job interview was very intimidating.
(採用面接はとても圧迫感があった)
(4) Mr. Eastwood has an intimidating aura.
(イーストウッド氏には人を寄せ付けないオーラがある)
(5) Many older people are intimidated by computers and smartphones.
(高齢者にはコンピューターやスマートフォンを怖がる人が多い)
(6) I didn’t know how to use the machine, but I was too intimidated to ask.
(私はその機械の使い方がわからなかったが、怖くて質問できなかった→聞きにくくて黙っていた)
■解説・コメント
intimidateはネイティブ会話でよく出てくるので、その語感を考えてみましょう。
辞書では「脅す、怖がらせる」の訳が一般的ですが、ニュアンスの把握が微妙な動詞です。日常会話では「…を萎縮させる、ビビらせる」と捉える方がよいでしょう。「脅す、怖がらせる」と言っても、ケガなどの身の危険を感じさせる怖さではなく、心理的な威圧感を与えるイメージです。大御所を目の前にした時の、気軽に近づいたり話しかけられないあの感じでもあります。
intimidateは、そのつづりから「人をtimidにする」という作りになっています。timidは形容詞で、「臆病、内気、自信がない」という意味。したがって、intimidateは、人を心理的に萎縮させるという意味だと言えるのです。
また、形容詞としてintimidatingやintimidatedの形でもよく使います(interesting/interestedのパターン)。各例文を確認してください。身体的な危険への怖さではなく、萎縮やビビりのニュアンスを感じ取ることができるでしょう。
■音声確認
■5秒英単語
math/mathematics
(数学)
mathematicsが正式。日常ではmathと短くして言うのが普通です。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!