■今日のフレーズ
green around the gills
顔色が悪い、吐きそうだ
■例文
(1) Mary was green around the gills when she got off the roller coaster.
(ジェットコースターから降りた時、メアリーは顔が青ざめていた)
*roller coaster ジェットコースター(ジェット…は和製英語)
(2) I’ve been a little green around the gills on a sailboat or on a ferry.
(私はヨットやフェリーで少し船酔いになったことがあります)
(3) Some of the passengers looked green around the gills after that bumpy road.
(乗客の中には、あの凸凹道の後では具合いが悪そうに見える人もいた)
完全無料!「反復基礎英語&英語表現」メール講座無料配信中!今すぐこちらをタップして登録!
■解説・コメント
green around the gillsは「顔色が悪い、吐きそうだ」という意味の定形フレーズです。
gillは魚などの呼吸器の「エラ」のことで、直訳は「エラの周りが緑だ」となりますね。とても奇妙に感じられる表現です。
このフレーズは、古い時代に、荒れた航海中に船酔いしたという意味で船乗りたちが使い始めたそうで、顔色が悪く、体調が悪そうな人を表現する時に用います。船酔い時の吐きそうな感じが元々の意味でしたが、現代では単に顔色が悪いという意味、あるいは比喩的にショックで顔が青ざめた様子を表して用いることもできます。
語彙に関して、なじみが薄いかも知れませんが、greenはpale (青ざめた) の意味でも使われます。また、「エラ」のgillは、複数形gillsで人間の顎や耳の周りの肉の意味でも用いられます(日本語も同様ですね)。
顎から耳の辺りにかけてが不快感で緑色に(⇒青白く)なっている、吐き気を想像できなくはないですね。
■音声確認
完全無料!「反復基礎英語&英語表現」メール講座無料配信中!今すぐこちらをタップして登録!
■5秒英単語
pine tree
(松)
松ぼっくりはpine coneと言えばオーケーです。coneをcorn (トウモロコシ) と勘違いする人が多いですので、気をつけましょう。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!