
■悪くはないけれど、特に印象的でもない
直訳すると少し不思議な響きですが…。
■今日の英語フレーズ
nothing to write home about
特筆すべきことではない
📝例文
(1) The movie got average reviews. But it was nothing to write home about.
(その映画の評価は平均的で、特に話題になるような作品ではなかった)
(2) The food at the restaurant was okay, but it was nothing to write home about.
(そのレストランの料理は悪くなかったが、特に絶賛するほどでもなかった)
(3) His performance was decent, yet nothing to write home about.
(彼のパフォーマンスはまずまずだったが、特に印象に残るものではなかった)
(4) The hotel was fine, clean and comfortable, but nothing to write home about.
(ホテルは清潔で快適だったが、特別に感動するような点はなかった)
💬フレーズ解説
nothing to write home aboutは「特筆すべきことではない」という意味のフレーズです。
文字通りには「家に手紙を書いて伝えるほどではない」という意味になります。ここでのhomeは「故郷」や「家族のもと」を指し、かつて人々が旅先や留学先から印象的な出来事を家族に手紙で伝えた時代が背景にあります。したがって、「わざわざ手紙で家族に報告するほどでもない」=「特に注目すべきほどのことではない」という比喩的な意味になります。
「悪くはないが平凡」というニュアンスで、カジュアルなくだけた言い方ではnothing special (特にすごくはない), just okay (まあまあ) などが近いニュアンスになります。
直訳からは一見、家庭的な表現に思えますが、実際の意味は「特に良くも悪くもない」という淡々とした評価を表すところが意外ですね。
🎧音声で確認
✅まとめ
nothing to write home aboutは会話、ビジネス、レビューなど幅広い場面で使えます。ニュアンスを理解し、英語表現力にさらに深みを加えましょう。
■5秒英単語
abroad
(海外へ・に・で)
abroadは「副詞」なので、go to abroadのように前置詞toを伴うのは間違いです。go abroad (海外へ行く) やlive abroad (海外で生活する) のように、動詞の後ろに直接置きます。なお、「留学する」はstudy abroad (海外で勉強する) と英訳されますが、英語ではstudy in the U.S.やstudy at Harvardなどのように、「どこで」を具体的に表すのが自然です。
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今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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