こんにちは。オンライン英語・英会話コーチ工藤 裕です。
日本語のカタカナ表現は、日本人の勘違いや造語が定着した場合が多く、正しい英語を反映しているとは限りません(和製英語)。英語での本来の使い方を学ぶ必要があります。
日本語ではこう言いますが
SNS
英語では
social media [ソウシャL ミーディア]
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ユーチューブ(YouTube)、インスタグラム(Instagram)、ツイッター(Twitter)、フェイスブック(Facebook)、ライン(LINE)などを総称して、日本ではSNSと呼んでいますが、このまま言っても通じることはほとんどありません。「え?何それ?」と聞き返されることがよくあります。
SNSは、Social Network Service、またはSocial Network Site (website) の頭文字を取ったものと理解されています。不思議なもので、これらの略さない方、正式な言い方をすれば通じるのですが、頭文字の略で言うと通じないんです。英語では、私たちがSNSと呼んでいるものをsocial mediaと言っています。
頭文字で省略した表記を頭字語(acronym)と言います。日本では、なにかと略称を用いることが多いです。しかし、英語圏では私たちが思うほどには、頭文字での略式表記は使わないのです。おそらく、日本側が外来語を輸入した段階で、頭文字に目が行ったときに、ある意味自由奔放に略した言い方を使い始めるのでしょう。
たとえば、BGMと言えば音楽のことだと日本人同士ならピンと来ますが、ネイティブは「何それ?」と言います。background musicのことだよと説明すると、そういう言い方はしないという返事が来ます。
頭文字での省略は便利ですが、日本人が独自に使っている場合は多いです。よその国でも使っているとは限らないということは念頭に置きたいですね。
というわけで、SNSは英語ではsocial mediaと言います。
Examples (例文)
Example 1
In today’s world, millions of people visit YouTube and other social media sites every day.
(今日世界では毎日何百万人もの人がYouTubeなどのSNSを毎日見ている。)
Example 2
In the age of social media, it is almost impossible to hide information from consumers.
(SNSの時代においては、消費者に情報を隠すことはほぼ不可能だ。)
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!