■err on the side of caution
「用心の側で間違える」ということですが…。
■今日のフレーズ
err on the side of caution
用心しすぎるくらい用心する、念には念を入れる
■例文
(1) We chose to err on the side of caution when planning our investments.
(投資の計画を進める時、私たちは念には念を入れることにした。)
(2) 30 people have replied to the invitation, but I’ve erred on the side of caution and put out 40 chairs.
(30人から参加の返事があったが、念のために40席を用意した。)
■解説・コメント
err on the side of cautionは「用心しすぎるくらい用心する、念には念を入れる」という意味の定形表現です。どちらかと言えばフォーマルな言い方で、活字媒体で目にすることの方が多いと思われます。
なじみが薄い人が多いかも知れませんが、errは「間違える」という意味で、errorの動詞形です。「エア」や「アー」のように発音され、リスニングでは聞き取りにくい(気づきにくい)単語のひとつです。一般的にはmake a mistakeと言うことが多いので、なじみがなくても当然だとは言えるでしょう。
さて、このフレーズの直訳は「用心の側で間違える」となります。わかりにくいですね。イメージとしては、プランAやプランB, Cなど複数の選択肢がある状況で、「あえて選ぶなら、用心深いものを取る」「どうせ失敗するのなら、ましなプランで」という感じです。
err on the safe sideというバージョンもあります。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!