■bite the bullet

勉強でも仕事でも、場合によっては趣味においても、時には(いつも?)やりたくないけどやらねばならぬという状況がありますね。これをやらないと次のステップに進めないという困難、苦難はあるものです。「嫌だなあ」「仕方ないなあ」とつぶやきながら、あなたはそれを渋々受け入れ、取り組みます。

「嫌々ながら」「渋々」を英語ではreluctantly, unwillinglyといった副詞で表わすのが一般的です。あるいはagainst [誰それ]’s will(意志に反して)を使うこともあります。日常会話的にはこれらのフレーズで十分なのですが、慣用表現におもしろい言い方がありますので、今回はその紹介です。

bite the bullet

です。直訳は「弾丸を噛む」ですが、これで「困難や嫌な出来事を我慢してする」「観念して行う」という意味。おっざっぱに言えば「嫌なことを渋々やる」ですね。忍耐、忍耐です。

この意味を表わすのに、なぜ「弾丸を噛む」のでしょうか。bite the bulletという表現の由来は戦争にあります。戦地で負傷した兵士を手当てする時に、鉄砲の弾をかじらせたことから。どういうことかというと、戦場では医薬品が必ずしも十分に備えられているわけではありません。戦争映画などを見てもわかりますね。麻酔も満足に使えない状況があったことは想像に難くありません。このような状況下では、麻酔など開発されていなかった大昔の「術式」になります。痛みに耐えるために何かを咥えさせ、治療や手術をする、とまあ少し想像しただけで具合いが悪くなりそうですが。

実際には、木の棒や革を噛ませることもあったようですが、戦場ということで弾丸が手っ取り早かったのではないかと。弾丸と言うと、私などは刑事ドラマなどで見る小粒のものを想像するのですが、ライフル、マシンガンなど大型の銃器の弾丸は長さ5, 6センチやそれ以上のものもあるようです。口に咥えるには妥当な大きさだったのでしょう・・・。麻酔のない状況で口に何かを咥えて痛みに耐えながら治療を受ける、この様子がbite the bulletとして現在の意味で使われるようになったと言われています。

これが一般的に言われているbite the bulletの由来ですが、確証はないそうで、他の説もいくつかあるらしいのですが、調べて見るとこれが最も信じられている話のようです。語源学に打ち込むのでもなければ、フレーズを覚えるきっかけとしてはこの説で十分かと思います。

~今日のフレーズ~

bite the bullet 困難や嫌な出来事を我慢してする、観念して行う

■例文

(1) I hate going to the dentist, but I’ll just have to bite the bullet.

(歯科に行くのは嫌いだが、観念して行くしかない。)

(2) The same stressful event might make one person miserable, while another will bite the bullet and make the best of it.

(同じ出来事でも、ある人は悲惨な結果になり、ある人は渋々でも受け入れて、それを最大限に活かすだろう。)

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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