■bite the bullet

「銃弾を噛む」のはどんな時?

■今日のフレーズ

bite the bullet

(困難や嫌な出来事を)我慢してする、観念して行う

■例文

(1) I hate going to the dentist, but I’ll just have to bite the bullet.

(歯科に行くのは嫌いだが、観念して行くしかない。)

(2) The same stressful event might make one person miserable, while another will bite the bullet and make the best of it.

(同じ出来事でも、ある人は悲惨な結果になり、ある人は渋々でも受け入れて、それを最大限に活かすだろう。)

■解説・コメント

bite the bullet「困難や嫌な出来事を我慢してする、観念して行う」という意味の定形表現です。直訳すると「弾丸を噛む」という一風変わった言い方ですが、何かをイヤイヤ、渋々でもやらねばならないという時に使ってみましょう。

この表現は、戦地で負傷した兵士を手当てする時に、鉄砲の弾をかじらせたことに由来すると言われています。戦場では医薬品が不十分で、麻酔も満足に使えませんでした。苦痛が伴う治療では、口に何かを咥えさせたのです。木の棒や革ベルトなどを噛ませることもあったようですが、手元にある弾丸が手っ取り早かったと言われています。大型の銃器の弾丸は長さ5, 6センチやそれ以上のものもあるそうですから、咥えるには妥当な大きさなのでしょう。由来には諸説あるそうですが、とりあえず最も信じられているのが、この戦場説だということです。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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