■I saw that coming.
「やって来るのが見えた」とは…。
■今日のフレーズ
I saw that coming.
そうなると思っていた。そんな気がしていた。
■例文
(1) Mr. Johnson fired Henry last week. I saw that coming.
(先週、ジョンソンさんはヘンリーをクビにしたよ。そうなると思っていた)
(2) No one else had expected the factory to close, but we saw it coming.
(工場が閉鎖されるとは他の誰も予想していなかったが、私たちはそれを予見していた)
■解説・コメント
I saw that coming.で「そうなると思っていた」「そんな気がしていた」という意味になります。まずはこの文をこのまま覚え、予想していたことが起こったらさらりと言えるようにしておきましょう。
動詞seeは、hearやfeelなどと共に知覚動詞と呼ばれ、「…が~するのが見える」という意味で使われます(例:I saw John going into that building. (ジョンがあの建物に入って行くところを見た) )。
I saw that coming.も文法的にはこの形を取っていて、直訳すると「そのことが来るのが見えた」となります。thatは出来事の内容を指し、それがやって来るのが見えた、つまり現実のものになるのが見えていた、予測できていたという意味になるわけですね。
表題の例文ではthatを使っていますが、例文(2)にあるように、出来事をitで指すこともあります。
なお、「予想もしていなかった」は、I didn’t see that coming.やI never saw that coming.と表すことができます。
使ってみてください。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!