■out there

さり気なく使われる超頻出フレーズです。

■今日のフレーズ

out there

世の中、その分野

■例文

(1) You’re not alone. There are a lot of people with similar ideas out there.

(一人ではない。世の中には同じ考え方の人がたくさんいるものだ)

(2) You are 18 now. You have to survive out there by yourself.

(18歳になったのだから、自分の力で世の中を生き抜いていきなさい)

(3) It’s a jungle out there.

(世の中は弱肉強食だ)

(4) Right now Ohtani is the most competent baseball player out there in my view.

(私の考えでは、現時点で最もオータニは最も力のある選手だろう)

(5) The theory itself has been out there for years but it has been ignored.

(理論自体は何年も前から存在していますが、無視されてきました)

■解説・コメント

ネイティブ会話で超頻出のフレーズのひとつにout thereがあります。

私たちにもわかりやすい基本的な意味は、「今いるところから外の少し離れた場所」の意味合いで、例えば、I put your bat and ball out there.は、バットとボールを少し離れたところ、例えば玄関先に置いたということです。また、It seems to be cold out there. (外は寒そうだ) のように、漠然と「外・屋外で」という意味でも使い、天候の話題で多く見られます。

さて、日本人の英語学習者にとって少し難解に感じられるのが、今回紹介するパターンです。「世の中」「その分野」の意味でも使われるのです。

例文(1)から(3)でのout thereは、「世の中・世間」という和訳を補うと納得しやすいと思います。しかし、例文(4)と(5)のout thereを「世の中・世間」とすると奇妙に感じますね。ここでは「(話題になっている)その世界・業界・分野では」というニュアンスです。(4)は野球を話題にしていて、その世界ではオータニが一番だということ。(5)は学術系の話題で、その分野に理論自体はあったという話です。

文中の主要な語句から文の大意は理解できるが、なぜout thereがあるのかわからないという質問は多いです。直訳でピンと来ない場合には、「世の中」か「その分野」と考えてみてください。納得できるはずです。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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